生産性を重視していた時代から、労働者人口が減少し、働き方が多様化して人材確保が課題となっている近年、仕事に対する従業員の満足度である「ES（従業員満足度）」を高めることに注目されるようになりました。

ES（従業員満足度）を向上させれば、人材の確保や離職防止、顧客満足度の向上といった効果が期待できるからです。ESが向上すると以下の４つのメリットがあります。

「ワークエンゲージメント」とは、「仕事から活力を得てイキイキとしている」（活力）、「仕事に誇りとやりがいを感じている」（熱意）、「仕事に熱心に取り組んでいる」（没頭）の３つが揃った状態として定義されています。

「燃え尽き症候群（バーンアウト）」（仕事に対して過度のエネルギーを費やした結果、疲弊的に抑うつ状態に至り、仕事への興味・関心や自信を低下させた状態）と真逆の立ち位置に「ワークエンゲージメントが存在していると考えていただくとイメージに近いです。

　５年前と比較すると、日本において「ワークエンゲージメント」を含む記事件数は約１０倍となっており、急速に関心が高まっています。

STEP1　チームへのコミットメント

STEP2　生産性、安全性、サービスの質が高い

STEP3　顧客満足度UP

STEP4　顧客ロイヤリティUP

STEP5　利益率上昇、社員満足度UP

STEP6　組織へのコミットメント

　社員のモチベーションは、上司の声掛けで左右されるといっても言い過ぎではありません。

なぜなら、最新の心理学の研究では「社員のワークエンゲージメントは、上司が強みに注目することで高まる」という研究結果が出ているからなのです。

　私は、「声分析」という声から心や思考パターンを科学的に分析するツールを使ってコーチングをしています。これまで1,000人以上の方の声を測定させて頂いておりますが、誰一人として同じ波形の方に出会った事がありません。人間は、目の前で見えている印象よりも、もっと複雑で揺れ動くものです。性格の強み、仕事のスキル、愛情深さなどが掛け合わさり唯一無二のあなたが存在しているのです。

　ポジティブ心理学では、24の強みに注目し、それぞれ独自の強みを発揮することで、心身を健やかにし、人間関係を築き、ストレスケアをし、さらには目標達成していくことができることを研究から発表しています。これまで、一人一人の個性をより発揮するために「個人の強み」に注目することが多かったと思います。しかし、ここにおける「強み」とは、才能やスキルなど履歴書でアピールできる強みではなく、「性格の強み」を指します。強みも弱みも見てくれない上司と、主に強みを見ている上司を比べたところ、部下のワークエンゲージメントは5％から61％まで上昇したという研究結果もあるほどです。

　この「性格の強み」は、自然に感じられる雰囲気であったり、幼少期から「こんなところがいいところだよね」と褒められてきたような本質的な部分が含まれます。ですから、表面的なコミュニケーションでは見えにくい部分といえます。部下の強みに注目するということは、部下の内面にも一歩踏み込んでコミュニケーションを行うことが必要になるということなのです。

　性格の強みに注目した声かけは、練習すれば誰でも簡単に出来るようになります。必要なのは、一歩踏み込む勇気と、部下を知るために時間を作ることです。

　例えば、「さすが、愛情深さがあるね」「いつもその熱意に感動するよ」「志が高いのに、慎み深さがあって素晴らしいと思うよ」というような声掛けになります。今日から簡単に始められますので、チャレンジしてみてください。

声分析コーチングを受けるクライエント様の多くが、「チームの心理的安全性を高め成績を残し、誰もが幸せに成長できる関係性やしくみを作りたい。」このような熱意を持って、コーチングを受けてくださいます。

リーダーとして資質があるかどうか、つまり先天的にカリスマ性があり臨機応変にアイデアが湧き出るタイプの方かどうかがわかります。このリーダータイプは、声分析の結果からチームの調和が本当にできているかどうかを丁寧に分析することが大切です。イメージが形にできなかった時のストレスケア方法を正しく理解しているかどうかなど、コーチングしていきます。

リーダーのタイプは、１００人いたら１００通り。

声分析から、ストレスなく心理的安全性を高めるチーム作りが実現できるアプローチ方法を解き明かします。

ハイパフォーマーを支える最強の自己分析

「声分析コーチング」

～本当の自分を知ると、成功に向けてのその一歩が変わる～